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2010年4月26日 (月)

「経済法判例・審決百選」発行!

本日、「経済法判例・審決百選」が発行されます。

新司法試験論文式試験の選択科目で「経済法」を選択される方におすすめです。

経済法判例・審決百選

ちなみに、平成22年新司法試験「経済法」で出題されるのは以下の法令です。

・私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律
・入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律
・下請代金支払遅延等防止法
・不当景品類及び不当表示防止法
・不公正な取引方法(昭和57年6月18日公正取引委員会告示第15号)

下請法(下請代金支払遅延等防止法)は、最近、ニュース等でよく見聞きしますね!

不当景品類及び不当表示防止法は、昨年の消費者庁への移管に伴い、同法の目的や定義、使用される用語等が変わりました。

たとえば、「(公正取引委員会による)排除命令」は、「(消費者庁による)措置命令」へと呼び方が変更されました。

不当景品類及び不当表示防止法が独占禁止法の特別法であるという点については変更はないと思いますが・・・

目的(同法1条)の記載から「私的独占の禁止及び公正取引の確的な選択を阻害するおそれのある行為の制限及び禁止について定めるこ保に関する法律(昭和二十二年法律第五十四号)の特例を定めることにより、公正な競争を確保し」の部分が削除されたので、ちょっと気になります。

目的や定義の変更内容からして、公正な競争を確保することは同法の直接の目的ではなくなったといえます。

不当な景品類や表示が公正な競争を害するかどうかではなく、一般消費者の選択を阻害するかどうかが重要になってきます。

<有斐閣のホームページ>

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641114999

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コメント

田村様。初めて投稿させていただきます。2年後の新試に向け勉強しております。選択科目についていくつかに絞ったのですが、経済法についても興味を持ち始めました。上記判例百選以外には素材として最低何が必要でしょうか。私は経済法は全くやったことがないので「ベーシック経済法」をまずは読もうと考えていますが、本試験問題を解けるにいたるまでのイメージがわきません。何かお薦めの演習のための教材やベーシック経済法では足りない知識を補うのに必要と思われる教材などありましたら教えてください。

投稿: ぽちたま | 2010年7月 6日 (火) 09時40分

演習教材としては「ケースブック独占禁止法 第2版」(弘文堂)、補充教材としては「独占禁止法 第3版」(弘文堂)がおすすめです。

法科大学院での授業があるならば、その指定教材を利用するのも良いでしょう。

受験の前年の秋頃からは、経済法を選択する仲間を探して自主ゼミをやられたほうがよいでしょう。

投稿: 田村誠 | 2010年7月 7日 (水) 19時17分

回答いただきありがとうございました。ローには行っておらず、旧司法試験の落ち武者でございます。仲間も散りじりになってしまい、独学でなんとか経済法をものにしたいと考えております。

投稿: ぽちたま | 2010年7月 8日 (木) 11時15分

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