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2007年7月18日 (水)

「一部抹消登記」というものはない!?

所有権移転登記について、「一部抹消登記」というものは実務(登記実務)では存在しません。

最高裁(民法判例百選Ⅰ・54事件)は、ABが共同相続した不動産について、Bが無断で単独登記をし、さらにBがCに売却して、その旨の登記がされたという事案で、「AがBCに対し請求できるのは、各所有権取得登記の全部抹消登記手続きではなくして、Aの持ち分についてのみ一部抹消(更正)登記手続でなければならない。」という表現をしていますが・・・

最高裁もカッコ書きで「更正」という言葉をちゃんといれているんですよ!

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で検索したところ、「所有権移転登記をしたがその全部に誤りがある場合、当該所有権移転登記を抹消する登記を申請することができる。これにより、前の登記名義人の所有権が復活する。一方、一部抹消登記というものは存在しないので、所有権移転登記の一部に誤りがあった場合、所有権更正登記などの方法で修正することになる。」とありましたので、私の記憶に間違いないと思います。

ちょっと気になったので、コメントしました(^^)/

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