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2005年8月 8日 (月)

新司法試験プレテストの分析(短答編)

新司法試験プレテストの短答式試験(8月6日実施)の問題を手に入れました。

試験問題を簡単に分析します。

①公法系科目40問(配点2~3点)

「正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい」という問題は、すべての選択肢の正誤ができていなければ3点にならないと思いますので、実質的には個数問題と思われます。実質的には個数問題と思われるような問題が多く、正確な知識が要求されています。肢別の問題集を使って正確な知識を身につけると良いのではないでしょうか。

判例が多く問われていますが、行政法の判例は手薄の受験生が多いのではないでしょうか。行政法分野では、判例の深い理解というよりは、まずは簡単にでもいいから、多くの判決の結論と理由をおさえることが必要であると思います。判例六法を利用すると良いでしょう。

②民事系科目74問(配点2~4点)

長文の事例問題は1問だけでした(配点4点)。その他の問題の配点は、すべて2点で出題形式・分量は、行政書士試験や司法書士試験と同程度です。「判例の趣旨に照らし」解答する問題が多いことからもわかります。

事例における具体的な、時効による所有権取得時期、時効の起算日、控訴期間の満了日を、聞いている問題がありました。実務においては時期・期限というものが重要である、ということの現れではないでしょうか。期限が過ぎれば法的救済を得られないことがありますし(相続放棄の期限など)、また、お客様(依頼者)から「いつまでに~すればいいですか」「~なるのはいつですか」と聞かれることが多々あります。

③刑事系科目40問(配点2~4点)

刑法は現行司法試験で出題されていたようなパズル問題は少ないのですが、憲法、民法と比べて現行試験に近いように感じます。刑法では学説の対立も重視されています。

刑事訴訟法は、条文・判例に沿って、捜査・裁判の手続き実務を重視するという面が色濃く出ていると思われます。

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